「今日もオカリナを吹く予定はない」読書感想(ネタバレあります)
ネタバレというか文書の引用があるので注意。
読書感想文みたいなのは下手なのであえて書く。
- 作者: 原田源五郎,x6suke
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: 文庫
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フラグの立ったタイミングが不明です。
本書の主人公はおそらくエビマヨ君でしょう。そして井波がヒロイン。井波はエビマヨ君を悪くは思ってないというかむしろ好きな感じ。
エビマヨ君という呼び名を名付けたのは井波なわけですけど、井波はP203で「私はエビマヨが大好物なの!だからエビマヨ君はエビマヨなの!」と言っている。
この流れからすると井波の嫌いな食べ物はP155の「バカ!アホ!ペペロンチーノ!」という台詞から、ペペロンチーノだと思われます。
まあそんなことはどうでもよくって、エビマヨが大好物だからエビマヨ君と呼ぶなら、エビマヨ君と読び始めた時にはすでにフラグ立ってるってことですよね。
この名付けはすでにP23の段階で行なわれているので結構早いです。出会ってすぐぐらい。と言うことは出会った時には一方的にフラグ立ってたんですね。
それともエビマヨ君と呼び始める時の掛け合い漫才がよかったんだろうか。というかなんでエビマヨ君はロリコンなのに「おにいちゃん」と呼ぶことを拒否しますか。だめなんぢゃないでしょうか。
ってかP263でブルマ姿になることから井波はP15でエビマヨ君に始めて声かけた時にまだ初対面であるエビマヨ君がブルマ観察してたのちゃんと認識してるわけだ。
それでも声かけたって事はすでにその時点でフラグ済みってことですかね。
結構ラブコメ方面として読むのは良いかもしれないななー。エビマヨ君のヘタレ具合は丁度良い感じだし。
まあただ終り方はあんまり良くない。次巻に繋げたいって気持と、なんか感動的にしたいって気持がまざってグダグダな感じになっている。
次巻はあるんですかね、この本。なんか厳しそうな雰囲気が微妙にする。
とりあえず次巻があるなら、表紙はまた井波でお願いします。
別にロリコンぢゃないですよ。でもエビマヨ君は「おにいちゃん」と呼ばれることを拒否すべきではなかったねってのが物語最大の欠点ですね。