人は知識ある分野以外ではかなり間違いを犯す

たとえばプログラマーやサーバ運営者が以下の4コマ漫画を読んだ時、なんて酷いのだと感じるのではないか。

がんばれ!アドミンくん 第122話 - @IT

流れとしては「コンピュータウィルスがみつかった」->「なんでウィルスソフト入れているのにみつかるのだ」という流れの4コマ。

しかしこういう判断をする人でも、例えばある病院で「耐性菌がみつかった」と報道があった場合、その病院の対策がわるかったみたいに感じたりする人もけっこういる。

以下の記事なんかが参考になるがそんなことはない。

多剤耐性アシネトバクターによる院内感染: 極東ブログ

新聞などで「○○大学病院で耐性菌」「○○病院でMRSAの可能性」などと報じられ、耐性菌を出した病院を悪者扱いする風潮があります。まるで耐性菌の出た病院がひじょうに不適切な医療をやっていると言わんばかりです。が、それはまったく的外れの指摘です。そういった病院は、細菌を培養して調べているから耐性菌が出ていることがわかるのであり、じつはまっとうな病院なのです。

耐性菌とかは見えないし、患者の症状だけでは判別できないので、調べる必要があるのだけど、そんなことは知識がなければ判別できない。

人は結構専門分野以外では判断を間違う、という前提でいないとよろしくない。

自分が間違うのだ、という認識は常に重要だと思う。