Wandervogel(ガガガ文庫)
読書感想文は、ネタバレをするかもしれない。気になる人は読まないようにしてください。
- 作者: 相磯巴,ハラカズヒロ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: 文庫
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すばらしく登場人物が変態や変人ばかり。
特に主人公の壊れっぷりはすばらい。
ただこの壊れかたは後半で唐突に読者に知らされる生い立ちを考えるとなんというか、なるべくしてなったという感じ。
主人公は双子の弟ユウキなのだけど、双子の姉タマキの方も結構活躍している。というか物語をひっかき回しているのはタマキの方が多い気もする。
しかしユウキが主人公だからこの物語は意味があるのかもしれない。
ちょっと消極的な主人公で、根源の精神に根暗な所があってちょっとどころか結構な変態なんだけど、まあそれが良い。
物語が多少後半無理矢理な所があるのが残念。
まあ続くな感じなので2巻がでると良いと思います。