「童話物語」読了
入院中に読むために持ち込んだファンタジー小説「童話物語」を読了しました。
- 作者: 向山貴彦,宮山香里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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良く練られた物語。
作者以外の人によっても、練られた世界観の中で、その世界を土台にした創作もされているみたい。
原作がそもそも同人出版だったみたいなので、おもしろい現象だと思う。
わたし自身はこの物語に感動する人が沢山いるのだろうなーというのが理解できた。
あまりに練りこまれたファンタジーはわたしには向かない気がする。民族学とか社会心理学とかやりすぎて、分析の方に向きすぎてしまって純粋に読めない。
もしかしたら、自分は小説創作とかには向かない人間なのかもしれない。
あと、やはり恋とか愛とかが理解できないので、物語の中の登場人物の行動原理がちゃんと追えてない気がする。
小説を読むたびに打ちのめされるのは、この恋とか愛とかの部分。
どうも良くわからない。
今後理解できるようになるだろうか。