5,800人てのはやっぱり少ないみたいだ

いろいろその後調査してみたけど

厚生労働省:日雇い派遣労働者の実態に関する調査及び住居喪失不安定就労者の実態に関する調査の概要

の資料で「ネットカフェ難民」が 5800人ってのは社会問題の対象としては人数が少ないみたい。

少ないから無視して良いって事でなくて、この問題は他の問題の副次的な問題に分類できると言う事になるようだ。


関連してホームレスに関して2003年の資料があります。

ホームレスの実態に関する全国調査報告書の概要

この中でホームレスが24,090人になります。「ホームレス」=「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所として日常生活を営んでいる者」という規定になっていますので「ネットカフェ難民」は含まれていない事になります。

ホームレスは2003年の調査より対策が実施され継続的に減少傾向にあるようです。2007年に京都で以下の記事が出ています。

お知らせ : 京都新聞

ネットカフェ難民」もホームレスの一部として同様の対策の枠組みに入れれば現状よりも減少する事は確実でしょう。

結局は対策が漏れていた結果で、対策範囲が広がったと見て良いのかもしれません。結果的には今年中にななんらかの対策が取られ、来年には問題にならないほど減少している可能性が高い。

意外と行政って仕事してるんで、そのあたりはとりあえず信用しています。